ワンダーJAPON1号(ワンダーJAPANからの復刊)〜3号(最新刊)まで
絶賛発売中なので、まだ迷ってる方はぜひこの機会にご購入を!
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前回のブログ、復刊までのおさらいの部分が短かったのでもうちょっと詳しく書きます。
会社的には「利益が出ない」、営業からは「売り方がわからない」ということで
2012年6月に泣く泣く休刊した「ワンダーJAPAN」。
普通の雑誌は情報の新鮮さが命だが、「ワンダーJAPAN」では紹介したものが
なくなっても、それはそれで「在りし日の貴重な記録」となります。
実際、「ワンダーJAPAN 2号」で紹介した通称「軍艦アパート」(大阪・下2点)は
解体されて二度と目にすることはできなくなりましたが
解体直前の様子や、廃墟になった時の姿は雑誌で確認できます。
※ワンダーJAPANの本の多くは絶版ですが、電子書籍として購入可能。また、『ワンダーJAPAN全集セット』が今でもDVDとして発売されています。ワンダーJAPONの新刊が出ると半額セールをやるので、その時に三才ブックス通販などで買うのがオススメです。
出版業界全体が冷え込むなか、あらゆる雑誌が冬の時代となっていますが
ずっと心の中にこんな思いが消せませんでした。
「ワンダーJAPANは絶対ニーズがある」
「まだまだニーズを掘り起こせていない」
休刊後、十数年ぶりに月刊ラジオライフ編集部に戻され
月刊誌とその関連本の編集作業に追われながら以下の本を作りつつ時は流れ
『ワンダーJAPAN Collection 軍艦島と産業遺産』
『池島全景』
『幽幻廃墟』
『旧ソ連遺産』
社内からも、他の出版社や業界の方々からも休刊を惜しむ声があり
SNSでエゴサーチすれば、懐かしむ人々、復刊を望む人々の声がワンサカと見つかる状態。
思いは確信に変わります。
2019年末付けでワンダー関連の仕事に専念するため会社を辞めてフリーとなり
2020年6月24日、復刊させたのが「ワンダーJAPON」(スタンダーズから発売)です。
「ワンダーJAPANの問い合わせがくると混乱するから、よそで出すなら名前をちょっと変えてね」と社長に言われたので、タイトルはちょっと変えてあります。
「ちょっと」と言われたので「ちょっと」です。