2017年5月30日火曜日

■神戸新開地

「ワンダーJAPAN」「廃線跡の記録」「産業遺産の記録」と
実にお世話になり、非常に長い付き合いのある関西の

NPO法人 J-heritage (ジェイヘリテージ)


通常なら立入禁止の軍艦島や池島の非公開エリアの視察ツアーに
誘ってくださるなど、貴重な経験をあたえて下さってめちゃくちゃ感謝してるのですが
年末年始を関西で過ごすことになり、代表の前畑洋平さんと飲み会を開催。

その前に、せっかくだからと、神戸新開地周辺のワンダースポットを
駆け足で案内してもらいました。

古いビル、大仏、回転橋、新幹線0系、未成トンネル、廃屋など
どれもとても興味深いものだったんですが、
中でもなんともいえない雰囲気の、いい感じの港を紹介してもらいました。


曲面がいい風合いの古い建物。


こちらが港です。


キラキラしたコンビナートではなく、地味にいい感じです。


よく見ると、潜水艦がいるんです、ここ。


冬の夕暮れで、日が陰るのも早い早い。でも、なんだろ、
時が止まったような、そんな雰囲気がそこらじゅうに漂っています。


顔グロのネコ。


夕日を浴びるクレーン類も、どこか優しい感じ。

例えば知り合いが地元に来たら、これほどいい感じのスポットを
自分でもアテンドできるものだろうと自問自答するほどに
素敵なスポットを案内してくださった前畑さんに感謝!

会社周辺のワンダースポットはかなり押さえていますが
いま住んでいる埼玉県某市に関しては、リサーチが足りないんじゃなかろうかと。

これじゃいかんと、痛感したんですよね。
1年の半分が過ぎた今になって、どうかというと…。
どうかというと…。


2017年5月27日土曜日

■緊急告知

『池島全景 離島の《異空間》』発売記念トークイベントが
6月1日(木)19時〜(約90分)紀伊國屋書店新宿本店で開催します。

予約は電話か、書店でのみ受付だそうです。


その日、ぼくは健康診断で朝食抜き。
それは全然苦ではないけれど、
バリウムを一気に飲んで(これも粉っぽいけどなんとかなる)、
その後、発泡剤を飲みお腹がパンパンに。

その状態でゲップを絶対に我慢しながら、宇宙飛行士の訓練のごとく
さまざまな角度に動くベッドの上で体をあっち向けろ、こっち向いてなど
指示をされグッタリ。

その後今度は、バリウムを排出するために下剤を飲み、
大量の水をガブガブ飲んでトイレへ…。
そんなゲッソリな感じでも、担当編集として会場に出向きます。

小島さんに会うのは久しぶりだな。

2017年5月14日日曜日

■近況

2013年9月頃、いろいろあって古巣の月刊誌のラジオライフ編集部に呼び戻されました。
10月25日発売のラジオライフ2013年12月号から現在まで、編集に携わっています。

ラジオライフの中では、20回ほど連載している
「死ぬまでに見たい日本のテクノスケープ」
ラジオライフ&ワンダーJAPANコラボ企画があります。

革新的なテクノロジーによって生み出された
イカした光景やカッコイイ最先端実験装置などを紹介しています。

例えば、加速器。つくばにあります。

KEK | 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構




例えば、ループ橋とかね。



これをまとめて本にするか、ワンダーJAPAN21が出せるなら、特集として出せないか。

月刊誌、付録(隔月ペース)、ラジオライフ関連ムックを作りつつ
合間にやはりラジオライフ系の『ヤバすぎ裏グッズ』『激裏情報激ペディア』や
ワンダーJAPAN系の『バイコヌール宇宙基地の廃墟』『池島全景』などを出しつつ
また、7月に世界のワンダーな廃墟本を2冊準備しつつ…モンモンと考えている、
そんな感じです。

入社当時の話に戻ると、年齢制限27才の三才ブックス編集職募集に、
1996年かな、当時32才でヌケヌケと応募。
全然問題なく、入社できました。
(現在、就職活動中で、年齢制限を見て諦めてる方、向こうはこんなとこでも
「やる気」をチェックしてるのかもしれないですよ!)

てことで、ウィキペディアで誰か編集してくれたら。自分でやるか。
ワンダーJAPAN編集長をクリックすると、
1910年10月28日生まれの同姓同名のスキージャンプノルディック複合アルペンスキー選手の方になってるからです。
…てことは、107歳かな。

おもしろいのでそのままにしてます。

三才ブックス入社後、ラジオライフ編集部2年半→(実質)書籍編集部立ち上げ→
主にサブカルとか、裏ワザとか、ハッキング関連のマンガ・書籍・ムックを
たくさん作った気がします。

たくさん作って痛感したのは、書き下ろしとか
書籍化できずに埋もれてるものばかり探すのはキツい、
三才ブックスは書籍化できる元になるものが少ないということ。

(つづく)

Bloggerを始めた時に載せた画像、もう一度載しよ。
背景に使おうとしたけど、やっぱり白い方がいいと思って変えてしまったやつです。

愛媛の別子銅山に行くと会えます。










2017年5月8日月曜日

ブログ引っ越し&再始動&『池島全景』宣伝

過去のブログ(ココログ)はこちら。

ワンダーJAPAN編集長のブログ


容量無制限に惹かれ、ブログを引っ越しました。

異動した今の部署では時間が全然取れず、ブログは長い間休んでいて、
もっぱらTwitterでちょこちょこと書いていました。

相変わらず時間は全然ないものの、それでもワンダースポットへは出かけているので、
画像はたまりにたまっています。

ちょっとずつでも紹介していけたら。

でも、その前に宣伝を。
三才ブックスのロングセラーヒット『軍艦島全景』の続編とも言うべき
最近非常に注目を集めている、九州最後の炭鉱の島、
池島の全貌を紹介した本を出しました。

リンク先に中身のサンプルが置いてあります。

絶海の孤島でありながら、どちらも炭鉱で繁栄。最盛期には数千人の人口を
擁していながら、閉山後は軍艦島は無人に、池島は150人ほどに激減。
数奇な運命を辿った島の歴史、独特な炭鉱の仕組みが
数多くの美しい写真で解説されています。

三才ブックス/ワンダーJAPAN編の書籍をまとめて紹介します。

『池島全景 離島の『異空間》』(黒沢永紀 著)
黒沢さんは、オープロジェクトのメンバー。
炭鉱の仕組みがおもしろいほどよくわかり、
軍艦島と池島の両方をぜひ見ていただけるといいかもしれません。
















『軍艦島全景』(オープロジェクト 著)
わずか全長500mの島に、数千人が住んでいた軍艦島の、全施設を解説。







『軍艦島超景』(柿田清英)…台風で島全体が高波をかぶった奇跡の光景は必見!
海中に眠る遺構まで撮影しています。


 『バイコヌール宇宙基地の廃墟』(Ralph Mirebs)
バイコヌール宇宙基地の片隅で眠る、旧ソ連版スペースシャトル
「ブラン」の貴重な姿です。




池島は、自分も何度か行ったので、少し写真を。